ウガンダオーガニックコットンの取組み
ウガンダオーガニックコットンについて
ウガンダは多数存在するオーガニックコットン栽培地域のなかでも雨季があるため綿花栽培に適しており、温かさのある、ふんわりとした肌触りが特徴です。
現在使用しているオーガニックコットンはウガンダ北部で栽培されたもので、現地農家の収入と生活の質の向上だけでなく、国内紛争により重大な被害を受けたこの地域の平和構築に向けた支援、活躍の場を創造することによる女性の地位向上、観光資源である美しい自然環境の保護に繋がっています。
当社とウガンダの関係
1958年、日本初の国際見本市に出展していた当社のシャツを、ウガンダから来たバイヤーが買い付けたことをきっかけに当社とウガンダの関係が始まり、当社のシャツは現地で好評を博しました。独立間もないウガンダ政府当局からシャツ工場設立の打診を受け、ウガンダの国力アップを支援したいという思いから、1965年に合弁会社ユナイテッド・ガーメント・インダストリー・リミテッド(略称・ユージル)を設立しました。
一時はウガンダの国内情勢により困難に陥りながらも、現地の人々との信頼関係を築きながら約40年にわたり紡績から縫製、国内販売まで一貫したシャツ製造を行い、ウガンダの経済発展に貢献しました。
1988年、経済的な理由によるウガンダ大使館の日本撤退の際には、名誉領事に任命された当社が、ウガンダのビザ発給業務を行いました。
ウガンダオーガニックコットンができるまで
ウガンダオーガニックコットン普及促進事業について
当社は、ウガンダオーガニックコットンの普及促進に力を注ぐ株式会社スマイリーアースのウガンダオーガニックコットン普及促進事業に賛同しています。
「日本とウガンダを繋いだ綿の絆」を発展的に且つ誠実に歴史を重ねていく取組みに対し、スマイリーアース社により”Pearl of Africa”のロゴマークの使用が認められており、当社のウガンダオーガニックコットン製品には、このロゴマークが描かれた札がついています。
ロゴマークののデザイン・ウガンダオーガニックコットン普及促進事業について
繊研新聞掲載記事
繊研新聞2022年11月8日付